皮膚は、外からの刺激や細菌などの感染から体の中を守り、体温を調節したり、体の水分が失われないようにするなど、とても大切な役割をもっています
そんな皮膚に生じる病気はとても種類が多く、症状にも個人差があります。
原因も、外から、体の中から、年齢によるものなど、様々です。ご自身で判断なさらずに、
以下のような症状やお悩みがある場合は、いつでもご相談ください。
スキンケア、外用療法、悪化因子の検索と対策を基本とし、お一人お一人の症状に応じてこれらを組み合わせていきます。
必要に応じて、採血にて悪化因子の検索や炎症の程度を反映するTARC測定を行います。ステロイドなどの外用剤は、症状が出ている時だけでなく、症状が出ていない時にも炎症をコントロールするプロアクティブ療法を推奨しています。
場合によっては、飲み薬やエキシマライトによる紫外線療法を行うことが可能です。
さらに、既存治療で効果が十分に得ることができない重症の方には、生物学的製剤の注射(完全予約制)による治療も行っております。お気軽にお問い合わせください。
洗顔やスキンケアの方法、日常生活についてのアドバイスを行い、悪化因子の検索と対策を考えていきます。
思春期にきびと大人にきびでは、アプローチの仕方をかえていきます。
保険適応のある塗り薬と飲み薬を中心に治療を行いますが、薬が合わない場合や難治性の場合には、イソトレチノイン内服、ケミカルピーリングやレーザーなどの自費治療もご用意しております。
液体窒素(-196℃)を、スプレーで噴射する液体窒素療法を行っています。
1回では治らないことがほとんどで、1-2週間毎に繰り返していきます。症状によっては、飲み薬やぬり薬も併用していきます。
足の裏のいぼは、特に治るのに時間がかかりますが、必ず治ることを信じて、焦らずに根気よく治療していきましょう。
自費治療にはなりますが、液体窒素療法で治りが悪い方には、モノクロロ酢酸による治療もおこなっております。
脱毛部の毛と毛穴をダーモスコピーで観察し、脱毛が始まってからの期間と脱毛面積に応じて決定していきます。
発症から時間があまりたっておらず、急速に進行する場合は総合病院を紹介させて頂く場合があります。
ぬり薬と飲み薬に加えて、難治性の方にエキシマライトによる光線療法も行っております。
脱毛を起こす要素が複雑であり、診断も難しく、治療方法も確立されていないのが現状です。
当院では、問診、トリコスコピー(ダーモスコピーで脱毛部を観察します)、採血などにより総合的にアプローチしていきます。
自費診療にはなりますが、サプリメントやぬり薬なども取り扱っております。
成人男性の進行性の脱毛症で、生え際や頭頂部の毛髪が薄くなったりするのが特徴です。
遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因だと言われています。治療せずに放置すると進行していきますので、早めの治療が大切です。
自費治療となりますが、飲み薬と塗り薬を取り扱っております。
発汗の亢進を起こす神経障害などの他の基礎疾患がなく、手の平、足の裏、脇、顔などの部位に限局して、発汗が過剰に認められる状態です。6カ月以上以下の2項目以上があてはまると診断がつきます。
発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある重場合は、塗り薬、飲み薬、イオントフォレーシス療法による治療が可能です。
従来の、綿棒に液体窒素を含ませて患部に押し当てる方法に加えて、クライオプロを用いてスプレーで噴霧する方法も行っています。ピンポイントでの治療が可能で、痛みが比較的少なく、安全性と機能性に優れているといわれています。
また、当院ではウイルス性イボの他にも、年齢によるいぼに対しても、液体窒素療法を行っております。
皮膚の免疫を調整する」紫外線の作用を利用し、今までのぬり薬や飲み薬に組み合わせることで、さらなる治療効果を上げていく治療法です。難治性のかゆみにも効果的といわれています。
当院では、ターゲット型のエキシプレックス308による治療が可能です。患部中心に部分的に用いるので、健常な皮膚への紫外線照射を極力避けることができます。1回あたりの照射時間は数秒~数十秒と短いことも特徴です。
痛みはなく、麻酔の必要もありません。ただし、光線過敏症があるなど光線療法ができない場合もありますので、詳しくはご相談ください。アトピー性皮膚炎、乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、円形脱毛症などの疾患に保険適応があります。
汗の多い手のひら、足のうらを水道水の入った容器の中に浸し、10mA程度の直流電流を流す方法です。
週に1回程度、1回20分の通電を5~10回行うと汗の量が減ってきます。効果があらわれたら、間隔をあけて治療を継続していきます。通電することにより生じる水素イオンが汗の出口を障害して汗を出にくくすると考えられています。
※腋窩の多汗症には治療方法が難しく効果的ではありません。
かぶれの原因を調べるために行う検査です。※夏場は検査ができません。
当院では、金属パッチテストとパッチテストパネル(S)という簡便なキットによる検査が可能です。開始日によって2つのコースがあります。前もって準備が必要な場合があり、その際は受診当日には検査を開始できませんが、ご了承ください。
火曜コース | ||
---|---|---|
火曜日 |
検査シートを背中にはる | |
木曜日午前中のみ |
シートをはがして判定 | |
金曜日 |
判定 | |
翌週の火曜日 |
できれば再度判定 |
水曜コース | ||
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水曜日 |
検査シートを背中にはる | |
金曜日 |
シートをはがして判定 | |
土曜日 |
判定 | |
翌週の水曜日 |
できれば再度判定 |
皮膚のできものなどを拡大して観察します。皮膚にあてるだけなので、痛みはありません。
拡大することで形や色合いなどをよりはっきりと観察することができ、良性か悪性の判断に役立ちます。
少しでも悪性が疑わしい場合は、皮膚病理検査(局所麻酔をして皮膚の組織を切除し顕微鏡の検査をします)をすすめさせて頂きます。
帯状疱疹は、私たちの体に潜んでいた水痘(水ぼうそう)のウイルスが、再び活性化することによっておこる病気です。皮膚だけでなく、神経にも炎症が起こるので、 痛みを伴うことがあります。
特に高齢者は回復が困難で、皮膚症状がなくなっても痛みが続いてしまう厄介な病気です。(帯状疱疹後神経痛)
当院では、50歳以上の方に勧められているワクチンの摂取が可能です。
帯状疱疹の発症を予防する、または発症しても軽症ですませるためにも接種をお勧めします。費用は自己負担となります。
お気軽にご相談ください。
子供の肌は、大人に比べてとてもデリケートで、ちょっとしたことで湿疹ができたり、細菌やウイルスに感染しやすい特徴をもっています
症状や経過も個人差が大きく、急に悪くなったりしますので、早めの受診をおすすめいたします。
またアレルギーを予防するためにも、小さな頃からのスキンケアが重要です。スキンケアの方法はもちろんのこと、使用する石鹸や保湿剤、日焼け止めなどについてのアドバイスもさせて頂きますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。
以下のような、子供によくみられる様々な疾患について診療しております。
子供にとって病院(医師や看護師、白い服の人!)は、怖い、痛いといったマイナスイメージですよね。
それを少しでも減らし、次も行きたい、頑張って治したい、と言って頂けるようなクリニックにしていきたいと考えております。一緒に治療していきましょう!
お子さま自身が主体になって治療を進められないので、ご両親にも病気について正しく理解して頂き、一緒にお子さまの肌を良い状態にキープしていきましょう。
※小学生以下のお子さまの採血検査は当院では行っておりませんので、ご了承ください
湿疹や虫刺されなどを掻きこわした部位に細菌が感染し、そこから“飛び火”するかのように周辺や離れた部位に症状が広がります。水ぶくれができるタイプと、厚いかさぶたができるタイプがあり、人から人へうつることがあります。
ごく軽い場合はぬり薬で治りますが、通常は抗菌薬の飲み薬を使用します。
幼稚園(保育園)行っていいの?、プールは?、お風呂は?、消毒するの?、ガーゼあてるの?などといったよくある質問にお答えして、生活指導もしていきます。
みずいぼを直接触ったり、タオルなどを介してうつります。
乾燥肌やアトピー性皮膚炎のようなバリア機能の低下があると、広がりやすい傾向があります。
半年から数年程度で自然治癒しますので、症状や生活上の都合をふまえて治療について総合的に判断していきます。ピンセットでみずいぼを摘み取る治療や液体窒素療法も可能ですが、痛みを伴い、皮膚を傷つけるためキズが残ったり2次感染を起こすリスクもあります。
自費の塗り薬もご用意はしておりますので、お気軽にご相談ください。
液体窒素(-196℃)を、スプレーで噴射する液体窒素療法を行っています。
1回では治らないことがほとんどで、1-2週間毎に繰り返していきます。症状によっては、飲み薬やぬり薬も併用していきます。
足の裏のいぼは、特に治るのに時間がかかりますが、必ず治ることを信じて、焦らずに根気よく治療していきましょう。
自費治療にはなりますが、液体窒素療法で治りが悪い方には、モノクロロ酢酸による治療もおこなっております。
プリントが手汗でぬれて困る、鉛筆が手汗ですべる、手をつなぐとべたべたになって困るということがありましたら、お気軽にご相談ください。
一般皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科なら
高槻市のあまいろ皮ふ科へ
※当院へのお電話では、一般皮膚科/小児皮膚科・美容皮膚科カウンセリングの予約はお取りできません。美容皮膚科の施術予約・お問い合わせのみ対応しております。
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